- しんせん
- I
しんせん【伸線】針金。IIしんせん【唇腺】両生類・爬虫類・哺乳類の唇に見られる分泌腺。 毒蛇の毒腺は, これが発達したもの。IIIしんせん【心線】電線・コード・ケーブルなどの中心部にある導線。IVしんせん【新線】新たに開発した鉄道の路線。Vしんせん【新船】新しい船。VI
「~を建造する」
しんせん【新選・新撰】新しく選んで作ること。 特に, 新しく書物を編纂(ヘンサン)すること。VIIしんせん【新銭】(1)新たに鋳造した貨幣。(2)特に, 寛永通宝のこと。⇔ 古銭「山田を出でし時~二百貫調へ/浮世草子・永代蔵 4」(3)室町末期以後, 中国の貨幣にまねて私鋳した悪質な貨幣。VIIIしんせん【新鮮】(1)魚・野菜・果物などが新しくていきいきとしているさま。「~な魚介類」
(2)よごれがなくきれいなさま。「山の~な空気」
(3)従来のものとは異なって新しく魅力的なさま。「~な感覚」
﹛派生﹜~さ(名)~み(名)IXしんせん【浸染】〔「しんぜん」とも〕(1)液体がしみこんでそまること。(2)だんだんに物事が浸透すること。「漢語漸く世俗に~し/日本開化小史(卯吉)」
(3)繊維製品を染料の溶液に浸して染める染色法。 ひたし染め。Xしんせん【深圳】中国, 広東省中部の都市。 香港に接する。 1980年経済特区が設けられ, 工業が急速に発展。 シェンチェン。XIしんせん【深浅】(1)深いことと浅いこと。 深さ。「海の~」
(2)色の濃いことと薄いこと。XIIしんせん【神仙・神僊】(1)神通力をもった人。 神や仙人。(2)日本の十二律の一。 西洋音楽のハ音, 中国の十二律の無射(ブエキ)に相当する。XIIIしんせん【神泉】(1)霊妙であるとされる泉。 神がいるという泉。(2)神社の境内にある泉。 神苑にある泉。(3)「神泉苑(シンセンエン)」の略。XIVしんせん【神饌】神祇(ジンギ)に供える飲食物の総称。 稲・米・酒・餅・魚・鳥・蔬菜(ソサイ)・果実・塩・水など。 供物。 みけ。XVしんせん【針線・鍼線】(1)はりといと。(2)裁縫。 ぬいもの。(3)はりがね。XVIしんせん【震戦】ふるえおののくこと。XVII「身は水楊の如く~するを覚えざるなり/不二の高根(麗水)」
しんせん【震顫・振顫】ある筋肉群が収縮して, 身体の一部が不随意的にふるえる現象。 寒冷・感情激動・バセドー病・アルコール中毒などによる。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.